春は春で忙しく、凡用に追われていた。
新入学、ニュースタートする若者たち、人事異動、付き合っていたらキリがない。
そろそろ、雑事を打ち切り、人生、歳だから最後の自分のための生き方をしたいと思っている。
変な天候の春だが、桜は変わった時期に咲いている。
花々は、北国のように、春いっせいという感じである。
しかし、自分の体を無理して頑張って使っていると無理が来るものである。
休暇は、ガンになった時を除き、年7日程度で40数年頑張ってくれたけど、もうそろそろ限界、力がでないというか、入らなくなって来ている。
そのことを20年ひきこもっている40代の青年に言うと、
「そんなに大変ですか、でも、一週間位は休めるのでしょ!僕なんて、一生、檻の中です。親のこと、自分自身のこと、同級生らのいじめのこと、周りの人にこだわり自分を殺して生きる日本人のこと、一年じゅう、気になって休みなしです。もう、おそろしくて外には出れないです」と言う。
ひきこもっているけど、つらい人生なのが良くわかる。
他人と交われば、楽になるのにと問うと
「また、傷つけられ、こもりがもっとひどくなるから、他人とは会いたくない。先生に会うだけで限界です。」
相変わらず重苦しい社会が始まった!
自分自身では、重い腰を持ち上げて頑張るしかない。
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